かつて大学在学中にセクシー女優デビューと引退を経験した桃園怜奈さん(28歳)。その後、一般企業に就職するも2年で退職、セクシー女優として復帰することに。いったい何があったのか? 当時の思い出を、文筆家の寺井広樹氏の『高学歴AV女優』(彩図社)より一部抜粋してお届けする。(全3回の2回目/最初から読む)
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大学卒業後に入社した会社は…
――就活ではどんな業界を志望していましたか。
桃園 一般職で、銀行系と不動産系を受けました。
――わりと硬い感じの業界ですね。それから志望していた一般企業に入社されたんですね。
桃園 はい。経理部に入りました。商学部やから入れたのかな。
――簿記などの資格はもってらっしゃったんですか。
桃園 簿記は授業で取ってました。あと宅建を会社に入って1年目に取りました。取らされたというか、1年目は宅建を取るのが仕事という感じだったので。
――会社に入られてからの、異性関係は……。
桃園 そのときは彼氏がいたので真面目でした。そうそう、AV3本出たあとに彼氏ができたので、それもあってAVは続けなかったんですよ。彼氏が「そういうのはやめてくれ」っていう人だったので。
――会社の人には大学時代のAV出演のことはバレなかったんですか。